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2012.10.16 16:49|さいたまでの活動 

終了しました。 ありがとうございます。

非電化でつくる 新しい幸せのカタチ

電気を減らすと 幸せが増える?

震災・原発事故を経て、“省エネ・節電”を考えることが必須の世の中になりました。

「幸せ度を倍にして電力を半減することは簡単」という藤村靖之氏。

大切なのは、今までのマインドセット(心の枠組み)を変えること。

“電気に頼らない、持続性のある愉しい選択肢”で、新しい幸せのカタチが見えてきます。


  

 【講師】            藤村靖之さん(ふじむら やすゆき)

1944年生まれ。工学博士・発明家。日本大学工学部客員教授。

「非電化工房」代表。環境に配慮した商品や、電気を使わない非電化製品を発明。

電気普及が遅れている国々の支援にも取り組む。
科学技術庁長官賞、発明家功労賞など受賞。

原発事故後は、住民によって設立された「NPO法人 那須希望の砦」にて、
理事として那須地域の除染や講演会など幅広く活動中。

    非電化工房  http://www.hidenka.net/
     著書 『福島原発事故と放射線被曝対策』(2012年増補改訂版)
         http://www.hidenka.net/publish/book7.htm


【日時】 2012年 10月 16日 (火)  9:30開場  10:00~11:45

【場所】 浦和コミュニティセンター 第15集会室
     (JR浦和駅東口すぐ・浦和パルコ上・9階) 


【参加費】 500

【定員】 130 名様
         
お子様連れ可・キッズスペースあり。
       
 託児はありません、音の出ないおもちゃ等ご持参ください。

講演会終了後、藤村さんを囲んでの食事会も企画しています。
【時間】 12:00~13:30
【場所】 浦和コムナーレ(パルコ)9階の市民活動サポートセンター南ラウンジ
     参加ご希望の方は、メールフォーム一番下のチェックボックスにチェックを入れてください。
【昼食】お弁当はご持参 または 
    生活クラブのお弁当『旬』 (680円)の注文もできます(申込み締め切り10/11)
          (浦和パルコ地下1階で購入することもできます。)

         *飲物は各自ご持参ください。


       

【主催】 5年後 10年後 こどもたちが健やかに育つ会・さいたま

【後援】 さいたま市




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テーマ:放射能対策
ジャンル:育児

2012.06.26 14:43|さいたまでの活動 

◆さいたま市議会6月定例会・一般質問を傍聴した内容を
  すこやかさいたまHPに公開しました。

  こちら → http://sukoyakasaitama.web.fc2.com/sukoyaka/sukoyaka_katsudo_201206_gikai.html

         ※正式な議事録は、後日、さいたま市議会のHPに公開されます。
           こちらは運営スタッフが傍聴した内容の「速報」です。



2012.05.22 18:32|さいたまでの活動 

◆2012年3月23日に、改革フォーラムの野呂たみこ市議を通じて、
「さいたま市の子どもたちを放射線被ばくから守るための要望」
さいたま市と市教育委員会へ提出して、5月1日に回答を文書を受け取りました。

提出と受け取りに際して、教育委員会健康教育課、舘岩少年自然の家、保育課、幼児政策課の方から、
運営スタッフが口頭で説明を受けました。

下記URLから、要望内容(市長宛て、教育委員会宛ての2本)と
その回答のページにリンクが張ってありますので、ご覧ください。

http://sukoyakasaitama.web.fc2.com/sukoyaka/sukoyaka_20120323.html




2012.05.21 18:00|さいたまでの活動 

「子どもたちを放射能から守る埼玉ネットワーク」発足イベント
放射能から守りたい こども・命・未来
http://kodomosaitama.jimdo.com/講演会/

  5/19(土) 越谷市中央市民会館で開催された 子ども埼玉ネットキックオフイベント

    子ども埼玉ネットには、現在埼玉県内各地の 43 団体 が登録されています

普段はそれぞれの地元での活動をしている県内の団体が一同に会し
各自治体の現状報告や活動紹介を行いました

午前中行われた交流会では

「自治体との対応」「給食」「測定」などそれぞれのテーマごとに意見交換が行われ
具体的な行動に繋がる提案もありました

福島第一原発の事故から ようやく1年と4ヶ月です
まだまだ始まったばかりです
5年 10年 20年と 子ども達の被ばくを防いでいくためには継続することが重要です

活動を継続するためには 子ども埼玉ネットのように
同じ目的を持つ団体の繋がり・協力が大きな力になっていきます

県内の自治体で対策が進むことが 他の地域の対策を進める後押しにもなります



午後行われた 武藤類子さんのお話  「福島からあなたへ」



Video streaming by Ustream
  • 武藤類子(むとう るいこ) さん

    ハイロアクション福島原発40周年実行委員会。1953年生まれ。
    養護学校教員を務めながら、チェルノブイリ事故以来脱原発運動に携わる。
    「原発に依存しない」生き方を実践し、2003年、福島県三春町に喫茶店「燦(きらら)を開店。
    去年9月、明治公園に6万人が集まった「さよなら原発」集会で福島を代表して発言。
    原発事故発生以来、住民や避難者の人権と健康を守る活動に奔走している。





山田 真 先生 講演会 「こどものいのちを守るために」




Video streaming by Ustream

山田 真(やまだ まこと) 先生

子供たちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク代表。1967年東京大学医学部を卒業。
以後、東京都八王子中央診療所理事長、東京都西東京市で梅村こども診療所を運営。
「障害児を普通学校へ全国連絡会」世話人。
雑誌「小さい・おおきい・よわい・つよい」(ジャパンマシニスト社)の編集代表。
福島でたくさんの子どもたちを診察している。


今回は会場が越谷ということで
「5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会・越谷」のみなさんが
事前準備~当日の運営まで中心になって動いてくださいました。
ありがとうございます。


2012.02.09 13:53|さいたまでの活動 

昨年、5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会・さいたまでは
埼玉の子どもたちを放射線被曝から守る会 http://saitama311.seesaa.net/ と共に
「埼玉の子どもたちを放射線被ばくから守るための署名」を集めました。

埼玉県内外から、多くのみなさまのご協力いただき心より感謝申し上げます。
お陰様で、1万筆以上の署名を添えて
2011年7月14日に埼玉県知事、埼玉県教育委員会教育長に要望書、
埼玉県議会に陳情書を提出しました。
http://sukoyakasaitama.blog51.fc2.com/blog-entry-40.html 

2012年2月の埼玉県議会への提出をもって、
署名の最終集約とさせていただきます。
県議会への提出後、最終的な署名数をご報告いたします。

もし、お手元に提出していない署名をお持ちの場合は、
お手数ですが saitama.kodomo.mamoru@gmail.com
(埼玉の子どもたちを放射線被ばくから守る会 谷瀬) まで、ご一報ください。





2011.12.11 18:17|さいたまでの活動 

放射能から子どもを守る埼玉ネットワーク キックオフミーティング

日時:2012年1月28日(土) 11:00~16:00 

参加費:資料代 100円

場所:浦和コミュニティーセンター9階
    市民活動サポートセンター
  ミーティングスペース

    (JR浦和駅.東口徒歩2分 パルコ内 アクセス )

対象:埼玉県の各地域で、放射能から子どもを守る活動をされている団体の方
    


※軽食をご持参ください、パルコ地下にも自然食品などの売店がございます



呼びかけ人

西内良子:5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・埼玉県 代表

加藤万季:5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・越谷 代表 

江頭有希:子ども未来・東松山 代表

(3名共「放射能から子どもを守る全国ネットワーク」に所属しています)

 -------------------------------- はじめに -----------------------------

2011年3月11日、未曾有の大災害から9ヶ月が経過しました。

いまだ福島第一原子力発電所の事故は収束をみせず、各自治体もようやく動き始めたとはいえ

放射能汚染の実態はまだまだ、すべてが明らかになったとはいえません。

また、本当の被害は何十年も後にならなければ現れてこないのです。

だからこそ、今、行動しなくてはなりません。

私たちは、
「たからものであり、希望そのものである大切な子どもたちに、健康で美しい未来を残してあげたい」

という思いでたくさんの人たちと繋がり、それぞれが自分の地域で活動をしてきました。

この活動を更に広げ、つながり、小さな声がたくさん集まって大きなエネルギーになるように

埼玉県の各地域で活動している方たちで、絶えず交流を持ち、お互い情報を共有し

助け合える基盤を作りたいと考えています。

この趣旨にご賛同いただける団体の方は、ぜひこの交流会にご参加ください。

※会場のスペースの関係で、各団体から代表者と他1名のみ参加可能です。

団体構成人数の多少は問いません。
お一人で活動されていても、今後「子ども埼玉ネット」の活動にご協力いただき、
ご自分の地域でも活動を広めてください。

また、子ども埼玉ネットではこれから活動を始める方のサポートもできる限りしていきます。

-------------------  私たちが取り組もうと考えること(原案) -------------------


※実施されている自治体もありますが、埼玉県すべての自治体が同じように取り組むことを願っています

①子どもの被ばくを減らす

●子どもたちが日中活動する、幼稚園、保育園、小中学校、公園における放射能値の
自治体による詳細な計測  (公式記録を作るため)

●上記計測により汚染の高い箇所の除染

●子どもたちの学校活動に対する放射能対策

②内部被ばくの危険性を知ってもらう

●内部被ばくゼロを目指す学校給食

●自治体による詳細な土壌検査

●市場に流通する食品の検査

③汚染を拡散させないために

●高濃度の汚染が深刻な、下水の汚泥とごみ焼却場の飛灰の処理が困窮している現状を広く市民に知らせる

●被災地の汚染瓦礫処理受け入れに、埼玉県として反対する

④埼玉から福島へできること

●福島の子どもたちを支援する活動団体と繋がる:未来の福島子ども基金など

⑤埼玉県の団体でつながる

●メーリングリストの作成 候補:サークルスクエア

●Facebookの活用、子ども埼玉ネットのページを作成する

●ホームページをたちあげる(Jindoを活用する)

●「子ども埼玉ネット」の賛同者、すべてが集まる交流会を企画する

時間の許す限り当日に話し合います。どうかよろしくお願いいたします。





2011.11.28 22:35|さいたまでの活動 

11/26 肥田舜太郎先生講演会

入場者数262名(大人のみ、スタッフ28名除く)
お子様連れの方が多くいらっしゃいました。
お越しいただきありがとうございました。


自分の体を大切にして、不摂生をしないこと。

食事は一口30回よく噛んでから飲み込むこと。
これが誰にでもできる一番大切なことです。

一口30回噛んで食べるとすごく時間がかかる。
早起きして、時間をかけて食事する。

決まった時間に排泄すること。

しっかり睡眠時間をとること。

身体に悪いことはしない。子どもの手本となるような生活をすること。

ここに来ている人たちに 被ばくに悩む人たちの受け皿になってもらいたい。



ご自身も広島で被爆されながら 60年以上ヒバクシャ医療に携わり
94歳の今尚 全国から求められ 講演に飛び回る肥田先生のお話

実体験に基づくお話は 説得力があり
お元気な先生の姿から 勇気を頂きました



あらかじめ参加者から質問をいただき、先生にはそれをお渡しして、
内容に沿ったお話をお願いしていましたが、全部答えきれなかったとして、
肥田先生から質問への回答をいただきましたので、以下に掲載します。

講演会申込みの際に寄せられたご質問に対する
                    肥田先生からの回答

1) 乳幼児への放射能の影響と 生活面で気をつける優先順位

広島長崎の被爆者では、私の周囲に乳幼児が不思議にいなかったので、
小児科でない私には常識的なことしか言えません。

乳幼児は特に放射線に弱いので、シーベルトが低くても0でなかったら連れてゆかないほうが安全と考えた方がよい。


母乳に放射性物質が出ているかどうか調べてもらうこと。出ている場合はミルクに代えること。かかりつけの小児科医、保健所に聞けば 検査してくれるところを教えてくれます。念のため 赤ちゃんの手、指はよく拭くこと。


外出から帰った家族の衣服はよくはたいて付着したごみやほこりを取ること。手洗い、うがいは勿論、丹念に行うこと。


放射線汚染が明らかな場所へはつれてゆかないこと。大人には危険がない程度でも乳幼児には危険と警戒したほうが安全です。


2)埼玉(関東)に住んで大丈夫か。

事故が起きてからもう8ヶ月経っています。何処へ行っても同じだと思ってください。


3)埼玉の野菜は大丈夫か。

県当局の発表がない限り 安全と信用する事にしています。どうしても心配な方は自分で野菜を測定するしかありません。


4) 水道水は大丈夫か。

これも 県当局が異常という発表をしない限り、安全とする以外方法がありません。


5)子どもを授かりたいが 妊娠して大丈夫か。

親がほしいと思ったら 福島の特に汚染のひどいところでない限り、妊娠して生むべきだと私は思っています。欲しいと思いながら(新しい命が生まれ出る機会がありながら)親の判断で其れを中止することは 私はすべきではないと固く思っています。
生んで 努力して立派に育てるべきです。



6) 西日本への移住を考えた方がよいでしょうか。

何の困難もなく家族が一致して移住できる条件があるなら 移住することは悪い選択ではありません。しかし西日本が永久に安全かどうか。わたしは53基の原発が稼働する限り、日本全国どこも安全な所はないと考えています。

自分の家族だけの安全を考えるより、日本国民全部が安全になる、「全ての原発と核兵器をなくす」ことに 全力をあげることを 私は考えます。



7)食品の暫定基準値はおかしいと思うのですが…

定基準値が可笑しいのではなく、人間が生活する場に放射線で電気を起こす危険な工場を作ること自体がおかしいのではないのでしょうか。


8)行政への交渉はどうしたらよいのか。

最寄の共産党の市議会議員さんに相談してください。

以上、私の個人の判断を書きましたが 正しいかどうか皆さんの意見も知りたいと思います。できれば、これをたたき台にして、多くのお仲間と討議してみてください。もし、異論がでたら私に知らせてください。私も学びたいと思いますから。

2011.07.14 18:38|さいたまでの活動 
署名活動へのご協力ありがとうございました。
 
6/13からの累計で目標の1万人達成しました ! 

              6/13~7/14  累計 10369 筆
         内訳;    自筆  8578 筆
              オンライン  1734 筆
                             FAX       57 筆  


本日7/14 埼玉県庁にて、知事部危機管対策本部、埼玉県教育局へ 要望書と署名、
埼玉県議会へは陳情書を提出してきました。

暑い中&お忙しい中 同行してくださった皆様ありがとうございました。

今日は20名のお母さん達と、
佐藤征治郎県議、高木まり県議、勝浦あつし蓮田市議が同席してくださいました。


週間金曜日ニュース 掲載
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=887



*知事への公開質問状
「埼玉の子どもたちを放射線被ばくから守る会」と
「5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会 さいたま」連名で
埼玉知事選立候補者のみなさんに公開質問状を送付しています。
回答があり次第、ブログで公開します。
2011.07.13 14:20|さいたまでの活動 
*この記事は7/14まで一番上に表示されます。新しい記事は下をご覧ください。
埼玉の子どもたちを放射線被曝から守りたい!1万人署名

7/14 埼玉県へ提出します

7/14 10:15  埼玉県庁 本庁1階 東側 県民案内室 集合
(当日、署名を持参してくださる方は10:10集合)

埼玉県と埼玉県教育委員会には「要望書」
埼玉県議会には「陳情書」を提出する予定です。


第2次集約 2011.7.13.(水)

要望書+署名用紙はこちらから
(両面印刷してお使いください)

オンライン署名20~25日分は250筆
紙署名20~27日分は460筆でした!(6/27)

6/26~7/2のオンライン署名は468名分でした
6/20以降のオンライン署名合計は718名です(7/2)

(郵送してくださったみなさま、ありがとうございます。)
まだまだご協力よろしくお願いいたします!



*要望内容が同じですので 第1次集約前に署名していただいた方は
今回署名していただくことができません。

【署名方法】 ・住所は「同上」などと省略せずにすべてご記入ください。

         ・埼玉県以外に在住の方の署名も有効です。

         ・日本にお住まいの外国人の方(アルファベット・カタカナ)の署名も有効です。

         ・なお、要望書は最終版ではありません。
          意味が変わらない範囲で、今後修正する可能性があることをご了承ください。

         ・いただいた個人情報は署名提出のみに利用し、第三者には提供しません。

         ・第2次集約日: 7月13日  
                          署名をもとに要望書を提出(県議会宛は陳情書を提出)します。
           (第2次集約日は、状況により変更になる可能性があります)


【集めた署名の郵送先】    〒331-8799   郵便事業株式会社 大宮西支店留め
                              「埼玉の子どもたちを放射線被曝から守る会」宛て

                             7/13(水)必着でお願いします

オンライン署名も継続中です
「埼玉の子どもたちを放射線被ばくから守りたい」オンライン署名
(埼玉県外の方もどうぞご協力お願いいたしします)

こどもたちが 5年後も 10年後も健やかに育つことができますように

たくさんのみなさまのご協力よろしくお願いいたします
  
                         5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会 さいたま
                         埼玉の子どもたちを放射線被曝から守る会
2011.07.12 22:03|さいたまでの活動 
ひとつ下の記事の要望に対し
本日7/12、埼玉県知事より返答メールを頂きましたので転載します。

以下 (文章が詰まっていたので改行しています。)


Date:2011/7/12, Tue 13:04
From:埼玉県庁
Subject:Re: 子ども達に対する放射線被曝低減対策について

 西内 良子 様

私あてのメールを拝見いたしました。

 ご存知のとおり、県では放射線の測定体制を拡充し、
県全域での放射線量の測定を今週から開始しました。

具体的には県内を6キロ区画のメッシュに分け、
幼稚園、保育園、小・中学校及び県立学校など合わせて116個所について、
地表面から5cm、50cm、1mの高さで測定を行っています。

調査は、ハンディな測定器の中で空間の放射線量を計るのに最も適していると言われる
シンチレーション式サーベイメーターを用いています。
測定体制は、専門職員の指導のもと、技術職員が中心となって行っています。
これによりまして、精度の高いデータを県民の皆様に公表できるものと思っています。

県内の空間放射線量の測定結果については、随時、
県ホームページ( http://www.pref.saitama.lg.jp/page/sokutei.html )に
掲載しますのでご覧ください。

同じ敷地の中でも線量のばらつきがあるとのご意見も分かります。
そうした中で、まずはより多くの人が利用する地点で測定することが重要だと思います。
同一の測定機器を用いて、多くの地点の正確なデータを公表することで、
県民の不安の声にしっかりと応えます。

なお、測定の結果、周辺地域と比較して高い値が検出された場合には、
継続的な測定をするなど、当該市町村とともに必要な対策を講じます。

また、放射線の測定にあたっては、
その方法等について国の基準が示されていないことから、
各々の自治体が独自の方法で測定している現状があります。
測定は全国統一した基準で行われることが望ましいので、
九都県市首脳会議として、
国に放射線の安全・測定基準を迅速に定めるよう要望を行っています。
市町村には、県の測定に当たっての方法を説明するなど、
市町村が測定する際の参考となるよう対応しています。

 給食に使用する食材の安全性についてですが、
前回ご説明したとおり、
給食も含め学校現場のことについては知事から独立した教育委員会が所管しているため
私が直接関与することはできませんが、
県教育委員会には、今後も測定データなどを注視しながら、
子どもの安全を第一に迅速な対応が取れる体制を強化するようお願いをしています。

また、県では農産物や水などの県自前の測定体制もほぼ2倍にする準備を進めているところです。
これまでの調査は、ホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜を主体に、
出荷時期に合わせて検体の採取を行ってきましたが、
6月からは葉物以外の野菜やイモ類、果実など幅広い農産物を対象として、
多くの市町村から検体を採取しています。

千葉県、茨城県をはじめ東北から関東の都県では
各自都県産の農畜産物について調査を行っており、
万一暫定規制値を超えるものが確認された場合には出荷自粛の措置により、
これらが流通することはありません。

給食食材の農畜産物等については、
放射性ヨウ素、放射性セシウムが暫定規制値を上回り出荷制限された地域のものは使われていません。
この暫定規制値は、飲料水、野菜、肉、魚その他の食品毎に
国際機関が勧告した放射線防護の基準値を割り振り、
年間摂取量を想定して、1年間で摂取し続けた場合に、
基準値に達する放射能濃度として求めた指標です。

暫定規制値は、相当の安全を見込んで設定してあり、
出荷停止となった食品をそれまでの間、
一時的に飲食していたとしても健康への影響は心配ありません。

もちろん、放射性物質の食品への影響は県民の重大な関心事であり、
健康に不安を抱かれるお気持ちはよく分かります。
国には、しっかりした規制値を設けるよう求めています。
今後も、県として出来る限りの対応をしていきます。ご理解ください。

 平成23年 7月12日
                   埼玉県知事 上田 清司



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